不動産を売りたいけど、今の建物を解体して欲しくない?
以前、鹿児島市内のお客様で今住んでいる家を売りたいと相談がありました。
今回は、この建物をこのまま使ってくれる方に売りたいというご希望のお客様でした。
今の建物がなくなるのは寂しい
事情があって長年住んだ家を売却したいという相談がありました。
そのお客様は土地・建物は売却したいけど、その後に買ってもらう方には建物を解体しないで、このまま住んでもらえる人に買ってもらいたいというと言われるのです。
普通は不動産を売りに出す方は、そこまでの希望は言われない方が多いのですが・・・。
長年住んだ家なので思い出あるようなのです。
若い時に自分で土地買って新築した建物のようで、何十年も住んでいたので思い出がいっぱい詰まった建物なのでしょう。
よく話をお聞きするとご夫婦ともに今は娘さんご夫婦の家に二世帯住宅を建てられて住まれているようでした。
現在は一週間に一泊して帰るだけ。
今は住んでいないのですが、一週間に一回程度建物の管理の為に、今お住まいのところから車で30分ぐらいの所から通っていらっしゃるようです。
窓を開けて換気をし掃除をしたり、庭の手入れや郵便物を確認したりする為に帰ってこられるようです。
売主様の思いを分かってくれる方を探してあげたいと思いました。
奥様にお会いすると奥様は旦那様に「前から早く売ればって」言ってるんだけど言われているようでした。
さらにお聞きすると奥様はもう長い間、ご自分の家には帰らず旦那様だけが一週間な一回程度帰って建物の管理をしているようです。
建物は古くても早期売却も可能な場合もあります。
今回の物件は、鹿児島市内ではなく地方の物件だったのですが築年数も30年以上する建物でした。
物件概要が集まったので、ポータルサイト のアットホームに掲載すると数日後に一件目の問い合わせありました。
その日からメールと電話で何件ものお問い合わせがある中には、わざわざ物件の件で話を聞きたいと1時間以上かけて私の事務所にご来店頂いたお客様もいました。
約3ヶ月でご希望のお客様が決まりました。
物件をお預かりした時は、売却までに少し時間がかかるかなっと思っていました。
ですが、思っていた以上のお客様からの問い合わせもあり買主様の希望の「そのまま今の家を使ってくれる方に売りたい」の希望を叶える事が出来ました。
天文館不動産は鹿児島市内だけではなく地方にも行きます。
天文館不動産は私1人の小さな会社ですが、会社の電話は転送にして日中は外出している事が多いですが、電話やメールの物件問い合わせは携帯に転送して営業しております。
売却相談は無料ですのでお気軽にご相談ください。

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