投資物件の利回りって結局、何パーセントがいいの?
以前、不動産投資を始めてみたいと「利回りのいい物件が欲しい」と言われる方がいました。その方は「築年数は古くてもいい」ので物件を探して欲しいと言うのです。
不動産投資は利回りの数字だけではなく、築年数やアパートローンが何年組める物件かで決まります。
新築物件の投資物件は利回りが低い?本当にそうなの?
新築物件や築浅物件は利回りが低いから、中古物件が欲しいというご希望の方がいました。
この考え方は投資をする上ではちょっと考え方が違います。築年数が浅い物件や新築物件の場合は銀行ローンが組める年数が長いので、その分収益が残りやすいと考えるのが一般的です。
築年数の古い投資物件は、利回りがいい?本当にそうなの?
築年数の古い物件に限って利回り10%以上、中には12% 、13%という物件もあります。数字だけ見ると利回りがよく見えますよね。
でも、利回りの数字が高いからと言って収益率が良いかというとそれは違います。
投資物件は収益率で考えてください。
築年数の浅い物件は、アパートローンも長期で組めます。構造によっては30年や35年ローンができる場合もあります。
築年数が古い物件は、アパートローンが長期で組めないため毎月の返済額が高くなってしまいます。結果的に収益率の低い物件と言うことになります。
簡単な投資物件の見極め方
投資物件のざっくりとした物件の見極め方は、築年数や家賃収入をもとにその物件が何年のアパートローンを組めるかを調べてください。
そして1ヵ月の収入の約半分の金額で毎月返済できるような物件をお探しください。そのような物件ですと収支が合う場合もあります。
優良な投資物件はなかなか見つからないのか。
良い物件情報を手に入れるために確率を高める。
良い物件情報を手に入れたいと思う方は、一社だけに頼るのではなく数社の不動産会社の営業マンと仲良くなっておくのも良いかと思います。
営業マンは直接、物件を購入して頂けるお客様を優先する傾向にあります。あとは、仲介手数料を満額お支払い頂けるお客様を優先して物件は紹介していきます。
どんなに資金力があるオーナー様でも過去に仲介手数料を減額の交渉された方には一番に有料物件はまわってきません。
優良な物件情報が欲しい方はいい不動産会社を見つけてください。

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